本記事では、ブログの記事構成の中で最も重要な要素であるブログの記事タイトルの付け方を解説しています。
「いい記事タイトルが思い付かない」「どんなタイトルが読まれやすい?」と悩んでいませんか。
ブログの記事タイトルの付け方だけでなく、文字数、コツ、具体例も紹介しているので、この記事を読み終える頃には、読者を惹きつけ、読まれる記事タイトルを付けられるようになるはずです。
- ブログの記事タイトルが重要な理由
- ブログの記事タイトルを付けるコツ
- 最適な文字数(PC、スマホ)の考え方
- ブログの記事タイトルを付ける一般的な流れ
ブログの記事タイトルが重要な理由
ブログの記事タイトルはブログのアクセス数に大きな影響を与えます。
なぜなら、インターネット上には情報が溢れているため、平凡なタイトルだとクリックされず、結果的にアクセス数が減るからです。
例えば、「ブログ記事のタイトルの付け方」と「人を惹きつけるブログ記事のタイトルの付け方」はどちらがクリックされるか一目瞭然ですよね。
初めてユーザーと繋がるきっかけとなる、最も重要な要素と言えるでしょう。
まとめると以下です。
- ニーズがない記事タイトルは読者の目に触れない
- 魅力的でない記事タイトルはクリックされない
- 結果、アクセス数が少なくなる
それぞれ解説していきます。
1.ニーズがないキーワードは読者の目に触れない

そもそも、ユーザーからのニーズ(需要)が少ないと、記事タイトルが読者の目に触れる機会が減ります。
なぜなら、一般的な用語でないキーワードで検索するユーザーは少ないからです。
例えば、上記の記事タイトルはマニアックですよね。過去、ほぼ検索エンジンからの流入がありませんでした。
ニーズがある記事タイトルを付けるのが基本です。

2.クリック率(CTR)に影響があるから
ブログの記事タイトルはクリック率に影響を与えます。
なぜなら、検索結果おいて一番目立つのは記事タイトルだからです。
多くのユーザーは、自分が知りたいと思っていることと関連性が低い記事をクリックしようと思いません。
本を買う時とは違い、インターネットで検索した時に出てくる文字列は、表紙すらありません。
もちろん、帯で誰かが宣伝してくれることもありません。
ユーザーが記事を読むかどうかは、記事タイトルにかかっていると言っても過言ではないのです。
検索結果において、ページが上位(上部)にあるほどクリック率が上がるため、検索からブログやWebサイトへの流入を増やす効果が期待できます。
2.アクセス数に影響があるから
記事のタイトルはアクセス数に大きな影響があります。
なぜなら、検索する人が少ないキーワードほど、読む人が少ないからです。
一般的に、検索ボリュームが大きいキーワードのことをビックキーワード、検索ボリュームが少ないキーワードのことをスモールキーワードと呼びます。
月間検索ボリュームは、Google広告のキーワードプランナーから調べることができるので、まだ使ったことがない方は登録しておきましょう。
ブログの記事タイトルを付けるコツ6選
ブログ記事タイトルを付けるコツは以下6つです。
1.簡潔で有益なタイトルを設定
Google公式を参考にすると、記事タイトルは、簡潔で有益であることが基本です。
簡潔でわかりやすい
<title>
要素を使用する出典:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
<title>
要素には簡潔で有益な内容を設定できます。<title>
要素内のテキストが長すぎる、または関連性が低いと思われる場合は、<title>
要素内にテキストが一部しか表示されなかったり、検索結果に自動的に生成されるタイトルリンクが表示されたりする可能性があります。
簡潔で有益とは、分かりやすくて無駄がなく読者にとって読むメリットがはっきりとしていることです。
タイトルリンクは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝える、非常に重要なものです。ユーザーはどのサイトをクリックするかをタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトル テキストを使うことが重要です。
引用:Google 検索でのタイトルリンクに影響を与える | Google 検索セントラル
※クエリはユーザーが実際に検索した単語や単語の組み合わせのことです。
2.ページのコンテンツについて正確に記述
2つめのコツは以下です。
ページのコンテンツについて正確に記述する
出典:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
読みやすく、ページのコンテンツの主題が効果的に伝わるタイトル テキストを選択します。
コンテンツとタイトルが一致していない場合、検索結果に表示されない可能性があります。
3.つい読みたくなるような言葉を加える
ブログの記事タイトルは、つい読みたくなるような言葉を入れることで、クリックされやすくなります。
メリットを冒頭に加えるのは簡単にできるのでおすすめです。
例えば、この記事の場合「読まれる」と冒頭についているのが該当します。
4.ロングテールキーワードを狙う
基本的にはロングテールキーワードを狙います。
なぜなら、難易度の高い短いキーワードほど上位表示が難しいからです。
例えば、「りんご」というキーワードであなたの記事を表示されるのは困難です。「美味しい りんご 見分け方」のように、単語を組み合わせユーザーのニーズが絞られていくほど競合が少ないので、結果的に読まれやすくなります。
「3語よりも2語の方が検索されるからいいのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、経験上3語で狙ったキーワードの順位が上がり、結果的に2語でも上位表示されるということは珍しくありません。
まずは、ロングテールキーワードを狙い記事タイトルを作成しましょう。
5.記号を活用する
目を引くタイトルは、記号を使っていることも多いです。
タイトルにもよりますが、記号をうまく活用することでCTRを改善できる場合があります。
具体的には以下です。
- 【】
- 「」
- !
- &
しかしながら、記号の使い過ぎは稚拙な印象を与えてしまう場合もあるので、程々に使いましょう。
6.ユーザーの潜在的なニーズを読み取る
ブログの記事タイトルでは、ユーザーの潜在的なニーズを捉えてあげることも大切です。
なぜなら、ユーザーは自分の悩みを理解していないことも多いからです。
例えば、この記事の場合、ブログの記事タイトルの付け方を知りたい人がターゲット層となりますが、潜在的なニーズとして「アクセス数を増やしたい、クリック数を増やしたい」というニーズもあるはずです。
ユーザーの潜在的なニーズを読み取り、魅力的なタイトルを考えましょう。
ブログの記事タイトルに最適な文字数
PCユーザーが多い場合 | 32文字程度 |
スマホユーザーが多い場合 | 40文字程度 |
ブログの記事タイトルは、一般的に32文字程度がいいと言われています。
はっきりしないのは、検索結果に表示する文字数をあなたが指定することはできないからです。
またデバイスによっても表示される文字数は異なります。
PCよりもスマホの検索結果の方が表示される文字数が多いです。ターゲット層となるユーザーのデバイスに合わせてタイトルの長さを調整しましょう。
※検索結果に表示されるタイトルの長さをサイト運営者が決めることはできません。表示される長さが中途半端で困るという場合は、何度かタイトルを付け直すのもひとつの手です。
ブログの記事タイトルを付ける一般的な流れ
次に、ブログの記事タイトルを付ける一般的な流れを紹介します。
1語のキーワードは、「検索意図が分かりづらい」ことが多いので、2語か3語で狙うキーワードを決めましょう。
サジェストキーワードを入れるのが一般的ですがロングキーワードを狙うのがおすすめです。
サジェストキーワード | 検索窓にキーワードを入れた時に横に出てくる候補のキーワードのこと |
ロングテールキーワード | いくつかのキーワードを組み合わせた検索キーワードのこと。月間検索ボリュームが小さいので、競合が少ないことが多い |
参考になるリンク:効果的なキーワードの選び方 – Google 広告 ヘルプ
例)冷蔵庫 おすすめ
次にGoogleに評価されているキーワードを調査します。
- 先程決めたキーワードを実際に検索エンジンに入力
- 検索上位サイトを見て、Googleに評価されているタイトルを参考にする。
例)最新の情報に需要がある、容量を気にしている人が多い
情報を増やす、減らすなど競合と差別化して独自性を出す。
読者が本当に知りたい内容をわかりやすくまとめる
例)上位サイトが10選なら11選にして選択肢を広げる
上記を参考にタイトルを読んだだけで何が書いてあるか分かるようにタイトルを決める。
例)【〇〇年】おすすめの冷蔵庫17選。容量別に選び方を解説
タイトルの付け方が分かったら、リード分の付け方を学んでいきましょう。
