カテゴリ

Generative AI Studioとは? 機能、始め方を解説

Generative AI Studio(ジェネレーティブ AI スタジオ)を実際に利用した経験から、機能、始め方を画像付きで解説しています。

Google Cloudを新規で始める場合、$300受けとることができます。「デジタルを通じて挑戦したいことがある」という方は、ぜひお試しください。

目次

Generative AI Studioとは

Google公式ドキュメントによると、Generative AI Studio は、「生成 AI モデルを迅速にプロトタイピングしてテストするための Google Cloud コンソールツール」と紹介されています。

チュートリアルで機械学習について実践的な知識を身につけたり、製品やサービスの設計段階で、実際に動作する試作品を作成できます。

具体的には、大規模言語モデルPalM2を利用してAIでモデルの調整をしたり、画像からテキストを抽出することができます。

ただし、記事執筆時点では、Imagenなど一部機能を日本から利用することができません。

これについて、「日本の著作権に関する法規制に配慮しているためでは?」と筆者は考えています。

特徴
  • 生成 AI モデルをすばやくテストしてカスタマイズできる
  • アプリケーションでその機能を活用できる

機能

下記画像のように、一般向けの生成AIよりも細かい設定が可能です。

例えば、言語の生成では、温度やトークンの制限、トップK、トップPの値を設定することができます。

つまり、生成AIを自分の目的に合わせて調整できるということです。

専門用語についてもサイト内で説明を見ることができるため、初心者でも問題ありません。

言語生成:コードの生成、コンテンツの生成、チャット、要約、既存のモデルからユースケースにより適した新しいモデルを作成してデプロイ

音声生成:テキスト読み上げ、音声をテキストに変換、音声を合成

※一部の機能は利用できる地域が限られています

Generative AI Studio 始め方

画像付きで順番に解説していきます。

「無料トライアル」をクリックすると、下記の画面に切り替わります。

Google Cloudは無料で試すことができる
  • 90 日間有効の $300 分のクレジットで Google Cloud を利用可能
  • 無料トライアル期間が終了しても、自動的に請求はされない

※キャンペーンは予告なく終了する可能性があります。

次に、支払い情報を登録し「無料トライアルを開始」をクリックします。

最後に、4個の質問に回答し、「完了」をクリックすれば準備OKです。

ダッシュボードでAPIを有効にすると使えるようになります。

使い方が分からない場合は、「チュートリアルを見る」をクリックすると案内を見ながら進めることができます。

※チュートリアルもクレジットが使用されます

Vertex AIは、Google Cloud が提供している機械学習のプラットフォーム。

データの準備からモデルのトレーニング、デプロイ、運用まで、機械学習のライフサイクル全体をサポートしています

Google公式動画

目次