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Adobeの生成AI「Adobe Firefly」の料金プランと機能を解説

Adobeの生成AI「Adobe Firefly」の料金プランと機能を解説。

この記事では、Adobe公式サイトに記載されている情報などをもとに、料金プラン、商用利用はできるのか、どんな機能があるのか詳しくご紹介していきます。

目次

Adobeの生成AI「Adobe Firefly」とは

Copyright © 2023 Adobe. All rights reserved.

Adobe Fireflyは、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置くコンピューター・ソフトウェアテクノロジーカンパニーのアドビ(Adobe)が提供する生成AIサービス。

2023年3月にβ版としてリリース。2023年9月13日に一般提供を開始しました。

AI技術が使われているため、誰でも簡単にクリエイティブな画像を作成したり、加工することができます。

料金プラン

Adobe Fireflyは、無料で利用することができますが、制限があります。月額680円のプレミアムプランに入ることで利用できる機能が追加され、制限が緩和されます。

現在、以下2つのプランから選ぶことができます。

プラン料金詳細
無料無料毎月25の生成クレジットを利用可能
画像左下にAdobe Fireflyと表記がつく
プレミアムプラン680円/月毎月100の生成クレジットを利用可能
Adobe Fontsを利用可能
Fireflyによって生成された画像に透かしが入らない

※2023年11月1日まで、Creative Cloud、Adobe Firefly、Adobe Express、Adobe Stock の有料サブスクライバーは、生成クレジット制限の対象になりません。2023年11月1日から、クレジット制限が適用されます。

生成クレジットとは?

アカウントから残り生成クレジットの確認可能

生成クレジットは、AIで画像を生成するために使う、サービス内通貨のようなものです。

生成クレジットのカウントは毎月リセットされ、 クレジット生成の使用量は、生成された出力の計算コストと、使用されるAI生成機能の値によって異なります。

具体的に必要な生成クレジットは以下です。

機能必要な生成クレジット
生成塗りつぶし
生成拡張
テキストで画像作成
生成再配色
1 クレジット
テキスト効果2023年11月1日より前:0 クレジット
2023年11月1日以降:1 クレジット

Adobe Firefly を利用できるサービス

Adobe Fireflyは単体で利用することもできますが、下記サービスに含まれます。

Photoshopなどを利用する場合は、以下サービスを利用するといいでしょう。

プラン料金
Adobe Creative Cloud月額1,078円〜サービス全体の名前
Adobe Express エンタープライズ版要問い合わせAdobe Creative Cloud エンタープライズ利用者向けに提供(企業利用想定)

個人で使う場合、Adobe Creative Cloud を選べばOKです。

Adobe Creative Cloud

Adobe Creative Cloudは、PhotoshopやAcrobat Proなど20以上のアプリやサービスをインターネット上で利用できるサービスです。

7日間無料で体験することができます。

料金プラン

フォトプラン月額1,078円〜
単体プラン月額2,782円〜
コンプリートプラン月額6,480円
Creative Cloud プラン比較表 | Adobe Creative Cloud

Adobe Express

Adobe Express は直感的にデザインが作成できる簡易的なサービスです。

10万点以上のテンプレートや、おしゃれなデザイン素材、Adobe Stockの写真素材を活用して、かんたんに魅力的なコンテンツを誰でも作れます。Web版とモバイルアプリ版を利用可能です。

Adobe Express

※旧名称:Adobe Spark 

Adobe Express エンタープライズ版

Adobe Express for Enterpriseは、現在、Adobe Creative Cloudのエンタープライズ利用者向けに提供されています。

テンプレートを使って効率よくデザインしたり、ひとつのファイルを共有してチームで共同作業することができます。

プレスリリースから抜粋

2023年3月22日に発表されました。

企業向けに開発されており、社内の分業化が進んでいる企業内においてもコンテンツ開発をより効率的にスピーディーに行うことができるツール

Adobe

機能

現在利用できる機能4つ

Adobe Fireflyで現在利用できる機能は以下4つです。

  1. テキストから画像を生成
  2. 生成塗りつぶし
  3. テキスト効果
  4. 生成再配色

テキストから画像を生成するだけでなく、様々な機能を利用することができます。

※スケッチから画像作成、3Dから画像生成は現在開発中です。

テキストから画像を生成

テキストから簡単に画像を生成できます。

生成塗りつぶし

背景画像を簡単に生成することができます。

テキスト効果

テキストを簡単に加工することができます。

生成再配色

SVGファイルをアップロードすることで様々なカラーの画像を生成することができます。

3Dから画像生成(開発中)

文章を入力すると3D画像を生成できるようになるようです。

画像を拡張(開発中)

画像を拡張できるようになるようです。

将来的に利用できる機能7つ

Adobe Fireflyで現在開発中で今後予定されている機能は以下6つです。

  1. パーソナイズされた結果
  2. テキストからベクター作成
  3. テキストからパターン生成
  4. テキストからブラシ作成
  5. 画像を拡張
  6. テキストからテンプレート作成

※β版から表記が変わったため修正

Adobe Firefly でよくある質問

商標利用はできる?

β版が終了し商標利用できるようになりました。

著作権は大丈夫?

「使用されているデータセットは、アーティストの所有権および知的財産権を尊重しながら、有害なコンテンツや偏向があるコンテンツを軽減するように厳選している」と記載されています。

フィードバックの仕組みもあるため、過度に心配する必要はないでしょう。

AIのトレーニング方法は?

「Adobe Stock および他の多様な画像データセットを使用してFirefly をトレーニングしている」と記載されています。

動画コンテンツのアップロードや書き出しはできる?

できません。

AI画像に信頼性はある?

アドビにはコンテンツ認証情報(コンテンツに関連する一連の編集、履歴、帰属情報)をダウンロード時にデータに含めることができます。

※個人を特定するものではなくAIで生成されたコンテンツの透明性を促進するもの

β版について(終了)

ベータ版では、上記画像のように商用利用ではないことを明記するマークが付きました。

※本記事では生成AI画像を実験的に掲載していますが、著作権を侵害する目的はありません

参照リンク
https://www.adobe.com/jp/sensei/generative-ai/firefly.html
https://www.adobe.com/jp/express/
https://helpx.adobe.com/jp/enterprise/using/adobe-express.html
https://firefly.adobe.com/faq#content-credentials

https://helpx.adobe.com/jp/firefly/using/generative-credits.html

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