光コラボ回線とは何か?
光回線とはそもそも何か?どうやってつながるのか?
総務省、NTTの資料をもとに分かりやすく解説しています。
光コラボ事業者も一覧で紹介しているので、最適な事業者選びの参考になるはずです。
光コラボ回線とは?
光コラボ回線は、事業者がNTTから光回線(光回線を利用した通信回線)を借りて消費者にサービスを提供するビジネスモデルです。
光回線を広く使用してもらうことを目的として、2015年2月に始まりました。
光回線とは?
光回線は、ガラス繊維やプラスティックで作られた光ファイバーを利用した通信回線です。
光の反射や屈折を利用してデータを転送することで、従来の電話回線よりも通信速度が速く、長距離の通信にも適しています。
光回線の種類と特徴
光回線は、NTTが提供する回線とNTT以外の通信社や地域の電力会社が提供する回線に分けられます。
以下、光回線の種類と特徴を表にまとめたものです。
種類 | 特徴 |
---|---|
NTTが提供する光回線 | フレッツ光:NTTが提供する光回線サービス |
光コラボ:事業者がNTTから光回線を借りて提供する光回線サービス | |
上記以外の光回線 | NTT以外の通信社、地域の電力会社などが提供する光回線 |
フレッツ光と光コラボの光回線は同じです。
NTT以外の通信社には、KDDI、ソフトバンク、楽天などがあります。
電力会社が提供する光回線は、コミュファ光、eo光、メガエッグ、ピカラ光、BBIQの5つです。
光回線がつながる仕組み(光コラボの場合)
光コラボの場合、以下の流れで消費者はインターネットを利用することができます。
デジタルデータをレーザー光の光信号に変換、光回線を通して送られてきた光信号をONUで電気信号に変換します。
消費者が自宅で実際に目にするのはルーターです。
ONUとルーターの機能が一体となったものもあります。
関連用語
インターネット
インターネットは、世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークです。
1990年頃からコンピューターの普及に伴い広く使われ始め、生活や仕事で使われる社会基盤(インフラ)となっています。
プロバイダ
プロバイダとは、回線とインターネットを接続する業者(会社)のこと。インターネットサービスプロバイダと呼ばれることもあります。
providerは、供給者や提供者を意味する英語。
ONU
ONUは、光信号を電気信号に変換する装置。光回線終端装置とも呼ばれることもあります。
Optical Network Unit(オプティカルネットワークユニット)の略。
Optical は光、Network は通信網、Unitは装置を意味する英語です。
ルーター
データを中継する通信機器です。
ルーターを経由することで複数の端末(スマホ・PCなど)を同時に接続することができます。
光コラボ事業者一覧
光コラボ事業者は、下記リンクから確認することができます。
「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧 | 光コラボレーションモデル | NTT東日本
光コラボレーションモデルの事業者さまのお取り扱いサービス|フレッツ光|NTT西日本公式