この記事では、「考え方が全く違う人との付き合い方」を7つ提案しています。
一般的には、オープンマインドで接することが重要だと言われますが、政治的信念、宗教的信条、環境問題や教育に対する考えの違いから、意見が対立することもあるのではないでしょうか。
親子、兄弟、友人、恋人、ビジネスパートナーなど相手との関係によっては、正直に伝えづらい場合もあるため、悩ましいですよね。
「このケースはこうした方がいい」と解説していることもありますが、それぞれの関係性は唯一無二であるため、必ずしも適切だとは限りません。
ではどうすればいいか?
大事なのは、「選択肢をあらかじめ用意しておくこと」です。
考え方が全く違う人との付き合い方7選
考え方が全く違う人とはどのように付き合ったらいいのか?
以下7つの方法を具体的に紹介します。
- 相手の話を真に受けない
- 考えるのをやめる
- 徹底的に考えてみる
- 物理的に距離を取る
- 第三者に相談する
- 相手の考え方を受け入れる
- 話し合いで妥協点を見つける
相手の話を真に受けない
「相手の話を真に受けない」ことはテクニックとして覚えておくといいでしょう。
要するに、ことば通りに受け取らないということです。
相手の本音は、別のところにある場合があります。
例えば、子どもに厳しい親は、その子が将来苦労しないようにと内心考えているのかもしれません。
他人の発言に対して本気で向き合うことは、必ずしもプラスになりません。
考えるのをやめる
あらゆることについて考え方が全く同じという人は存在しません。
「考えるのをやめること」は、最も楽な解決策です。
他者を理解しようと思う気持ちは、人とコミュニケーションを取る上で大事ですが、考え方を理解したり、変えたりすることは簡単ではありません。
そもそも、本人ですら自分の思考回路を明確に理解しているわけではないのです。
徹底的に考える
「考えるな」と言われても考えてしまう人もいると思います。
そんな人は、時間をかけて考えてみるとよいでしょう。
- 自分の意見を批判的に考えてみる
- 第三者の意見を聞く
- インターネットでとことん調べる
「自分の考え方が間違っているかも」と考えることで、相手を理解しようとすることができます。
様々な意見を知ることで、新たな視点を見つけることができるでしょう。
物理的に距離を取る
悪影響があると感じている場合、物理的に距離を取るのが手っ取り早いです。
- 引っ越しをする
- 同じ空間にいる時間を減らす
- パーテーション(簡易壁)などで区切る
相手と「距離を置いた方がいい」場合も往々にしてあります。
ただし、急に距離を取る行為は関係を悪化させる可能性があるため、相手の性格によっては慎重に判断する必要があるでしょう。
第三者に相談する
相手が怒鳴ったり暴力を振るってくるなど身の危険を感じる場合、信頼できる第三者に相談しましょう。
その分野の専門家が望ましいです。
暴力は犯罪です。
刑法第二百八条に
暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
と記載されています。
つまり、相手の胸ぐらを掴んだり、髪や衣服を引っ張ったりするなどの行為も、暴行罪として適用される場合があるということです。
また、怒鳴るなどの行為でも暴行罪が成立する場合があります。
相手の考え方を受け入れる
もし相手と一緒に過ごしたいのであれば、相手の考え方をあなたが受け入れることができるかがポイントになるでしょう。
つまり、「他者に寛容になれるかどうか」ということです。
全てのことについて全く同じ考え方の人は存在しません。
- 「私はそう思わない」と言って受け入れてくれる相手なのか
- 「こう思う」と主張する相手を自分は受け入れることができるのか
考えてみましょう。
話し合いで妥協点を見つける
話し合いが必要な場合、妥協点を見つける努力をしましょう。
妥協点とは、「お互いが歩み寄って同意できるところ」です。
さまざまな信念を持つ人がいるため、会話で全てが解決できるわけではありません。
しかし、話し合うことで新たな景色が見えることもあります。
対話は、継続することが重要です。
結論
考え方が全く違う人がいるのは当たり前のことです。
冒頭で述べたとおり、「選択肢をあらかじめ知っておくこと」が大事です。
最終的には、相手との関係性をどうしたいのか、自分の心の声を聞き判断することになるかもしれません。
それは、時に辛い決断になるかもしれません
しかし、適切な距離を取ることで相手が考え方を改める場合もあります。
逆に、数年後に自分自身の考え方が変わっているかもしれません。
この記事で紹介した方法の中で「これは使えそう」というものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。