Sam Altman（サム・アルトマン）氏が来日、首相官邸で岸田首相と会談したと多くのメディアが報道。
本記事では、同氏が日本の政治家、報道機関に伝えた内容をまとめています。
- AIの動向を注視している方
- 日本の未来に興味がある方
サム・アルトマンが日本に提案した内容
2023年4月10日、Chat GPT（チャット GPT）を開発したOpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が来日し、自民党・AIの進化と実装に関するPTに出席。
衆議院議員の塩崎あきひさ氏は、「日本がAIの利活用を通じて世界で大きな存在感とリーダーシップを発揮したい」とアルトマン氏が語ったとツイートで紹介しています。
サム・アルトマンが、日本に対して行ったとされる提案は下記の7つです。
1 日本関連の学習データのウェイト引き上げ
2 政府の公開データなどの分析提供等
3 LLMを用いた学習方法や留意点等についてのノウハウ共有
4 GPT-4の画像解析などの先行機能の提供
5 機微データの国内保全のため仕組みの検討
6 日本におけるOA社のプレゼンス強化
7 日本の若い研究者や学生などへの研修・教育提供
参照：Twitter
サム・アルトマン氏が日本の未来について岸田首相と会談
また、首相官邸で岸田首相とのおよそ20分間の会談後、サム・アルトマン氏は
岸田総理と素晴らしい面会を行いました。この技術のプラス面についてそしてマイナス面をどのように軽減していくかについて議論しました。
日本が取り入れてくれるのはうれしいことで未来についても話しました。
と記者のインタビューで発言しています。
NHKが単独インタビュー
さらに、サム・アルトマン氏が単独でインタビューに応じたと、NHKがインターネット記事で報じています。
同氏は動画内で下記のように発言しています。
新しいテクノロジーが登場すると私たちすべての生活の質を向上させることができる
しかし、その発言の直後の発言は編集のためか一部カットされています。
続けて
その後、すべての製品・サービスに組み込まれれば人類の創造性は何倍にもなる
と発言。
AIには計り知れないメリットとデメリットがある
Chat GPT は教室で禁止すべきではない
と同氏は主張しています。
AI革命全体を推進する中心になり得る国の1つで、人々が創造性を持って『ChatGPT』を使っていることは素晴らしいと思う。日本のすぐれたエンジニアや研究者と協力し、日本を主要な市場の1つにしたい」
と述べたと紹介されています。
世界に衝撃「ChatGPT」開発企業のCEO 独占インタビュー | NHK | AI（人工知能）
