2023年4月7日、閣議後の記者会見で松本総務大臣がAIの活用・規制について記者からの質問に回答しました。
以下、発言を要約したものです。
- AIの開発・振興については、政府全体としての科学技術振興政策の中で、取り組むテーマの一つとして認識
- 今年1月からの総務省の情報通信審議会において、2030年の情報通信政策を考えるという中でAIもテーマの一つとして審議をお願いしている。今年の夏頃には答申をいただいて、政策に反映したい
- 今月末に高崎市で開催する「G7デジタル・技術大臣会合」でも、AIを議題の一つに挙げている
昨年来のChat GPTをはじめとしまして、AIの急速な進化、利活用の急速な広がりがある中で、誤った利用をした場合の社会的影響が大きくなること、利用の過程で個人情報が収集されかねないとの問題も指摘されていると承知しております。
と発言。
生成系を含めてAIがもたらす機会、プラスと、リスク、マイナスへの対応について、国際的な枠組みの下で分析・検証などを進めるべく、議長国として議論を主導したい
と松本総務大臣は語っています。
質疑応答は、総務省|松本総務大臣閣議後記者会見の概要(令和5年4月7日)で見ることができます。
記者会見の動画(Youtube)
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