小学館で連載中でアニメ化が決定した『葬送のフリーレン』は面白いのか?
- どんな作品?
- 読む価値はある?
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、実際に作品を読んでいる筆者が、葬送のフリーレンの魅力を紹介しています。
葬送のフリーレンの魅力7つ
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葬送のフリーレンの魅力は以下7つです。
- 世界観の設定が秀逸
- 主人公のキャラクター設定がいい
- 登場するキャラクターとの会話・やり取りに癒される
- 先が見えない展開
- 展開が早く、テンポがいい
- 心理描写が巧みで見所が多い
- 人間の持つ魅力を引き出すのがうまい
1.世界観の設定が秀逸
漫画の表紙を見ると、王道ファンタジーRPG漫画のように感じるかもしれませんが、実際には、魔王を倒した勇者たちのその後の物語がテーマです。
- 魔王を倒した後に勇者たちは何をするのか?
- 人々はどんな暮らしをしているのか?
そんな後日談の世界観が秀逸です。
2.主人公のキャラクター設定がいい
主人公は、人間にあまり興味がないエルフの「フリーレン」。
寿命が1.000年以上の魔法を集めるオタクです。
人間とは異なる時間軸で生きていることから、一般的な人間と価値観が異なるため、今まで興味を持っていなかったことに果敢に挑戦しようとします。
そんな「キャラクターによる時間に対する感覚のズレ」を楽しめるのが、本作の大きな魅力かもしれません。
3.登場するキャラクターとの会話・やり取りに癒される
そんな主人公は、旅の途中で個性豊かなさまざまなキャラクターと出会います。
- かつで一緒に旅をした仲間
- 旅をする途中で新しく出会う人々
主人公のことを長年の付き合いからよく知っている人、全く知らない人どちらも同時に登場するため、思わず心の中でニヤニヤしてしまうような会話・やり取りに癒されます。
4.先が見えない展開
- なぜ魔法を集めているのか?
- 集めてどうするのか?
道中で過去に出会った人々と触れ合いながら、どこに向かっていくか分からないワクワク感を楽しむことができます。
5.展開が早くテンポがいい
とはいえ、「長い物語は飽きてしまう」という方もいるのではないでしょうか。
本作は数ヶ月単位で話がスキップされる場面もあり、展開が早くテンポがいいです。
中盤は日常シーンも多いですが、キャラクターの魅力をうまく引き出しているシーンが多く楽しめます。
6.心理描写が巧みで見所が多い
物語が展開するにつれて、キャラクターの背景や心理描写が巧みに描かれていきます。
- 師匠と弟子との関係性
- 「魔族」と呼ばれる存在との心理的な駆け引き
など見所がたくさんあります。
7.人間の持つ魅力を引き出すのが上手い
主人公は旅をしながら勇者のことをよく思い出します。
「心の中で生きている」というとありふれた表現になってしまいますが、漫画ならではの描写で、過去の記憶が美しくも儚く描かれています。
過去、今、未来どれも決して軽視することがない本作は、人間の持つ魅力を最大限に引き出しています。
葬送のフリーレンの受賞歴
葬送のフリーレンは以下2つの賞を受賞しています。
- マンガ大賞2021大賞:選考員のコメントが掲載(PDF)されています。
- 第25回手塚治虫文化賞の新生賞:受賞者コメントが朝日新聞社の会社案内に掲載されています。