生物多様性について解説しています。
目次
生物多様性とは
生物多様性(せいぶつたようせい)は、生物の多様性を示す概念で、地球全体に多様な生物が存在していることを指す言葉です。
同義語:生物学的多様性
地球上に存在する生物の種類
全世界の既知の総種数は約175万種、まだ知られていない生物も含めた地球上の総種数は大体500万〜3,000万種程度1と言われています。
誰が提唱した言葉?
一説によると、1916年、ジェームズ・アーサー・ハリスがアメリカ合衆国の科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』で初めて使用2、1986年に開催された生物学的多様性フォーラムの計画中にW.G.ローゼンによって造語された3と言われています。
出版物として登場したのは1988年
1988年、昆虫学者・生態学者エドワード・オズボーン・ウィルソン執筆の『Biodiversity』で出版物に初めて登場しました4。
国際条約が1993年12月29日に発効
生物の多様性に関する条約 (生物多様性条約5)が1992年6月5日、リオ・デ・ジャネイロで署名が開始され1993年12月29日に発効しました。
生物多様性の英訳
生物多様性は、英語でBiodiversity(バイオダイバーシティ)と翻訳されます。
関連記事
- https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h20/html/hj08020601.html ↩︎
- https://en.wikipedia.org/wiki/Biodiversity ↩︎
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%A4%9A%E6%A7%98%E6%80%A7 ↩︎
- https://nap.nationalacademies.org/catalog/989/biodiversity ↩︎
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-H5-0299_2.pdf ↩︎