2023年1月12日、WordPressテーマ「SANGO」でリリースされた最新バージョン3.6.0について紹介します。
目次
【SANGO】最新バージョン3.6.0をリリース
SANGO公式Twitterで以下アナウンスがありました。
今回のアップデートで追加された機能は以下3つです。
- カスタムCSSとカスタムJSの共有設定(同期機能)を追加
- テーマのロールバック機能を追加
- カテゴリーページを固定ページで作っている場合のショートカットリンクを管理者メニューに追加
1.カスタムCSSとカスタムJSの共有設定(同期機能)を追加
今回、カスタムCSSとカスタムJSの共有設定(同期機能)が追加されました。
理解すべき用語は以下2つです。
カスタムCSS | 管理画面で入力したCSSをHTMLソース上の<HTML>タグに出力できる機能 |
カスタムJS | デザインテンプレートを変更しても独自にカスタマイズしたJavaScriptやCSSが書き変わらないように保存できる機能 |
▼用語の補足
通常、背景色や文字サイズを変更するにはCSSのカスタマイズが必要です。さらに、CSSを追記するには、テーマファイルの編集や子テーマの作成などが必要なため、プログラミングの知識がない人にとっては大変です。
カスタムCSS機能を使うことで、管理画面から安全かつ手軽にカスタマイズすることが可能になります。
2.テーマのロールバック機能を追加

ロールバックは「戻す」を意味する英単語。
テーマのロールバック機能を使うと、仮にアップデートで不具合が生じた際に、WordPressテーマをダウングレードすることができます。
ロールバックはSANGO設定、データ管理、テーマのダウングレードからできます。実際にやってみましたが、数秒でダウングレード可能でした。
3.カテゴリーページを固定ページで作っている場合のショートカットリンクを管理者メニューに追加
カテゴリーページを固定ページで作っている場合のショートカットリンクが管理者メニューに追加されました。
カテゴリートップページに固定ページの内容を表示する方法は、SANGOカスタマイズガイドをご確認ください。