本記事では「ブログとは何か」「ブログとホームページの違いは何か」ブログの歴史を紐解きながらわかりやすく解説しています。
「ブログってそもそも何?」と興味を持ったあなたはラッキーかもしれません。
なぜなら、ブログの意味や語源を理解することは、目指している目標を達成するために役立つからです。
前置きはこのくらいにして、ブログについてタイムスリップしながら学んでいきましょう。
ブログとは
ブログは、インターネット上で公開されている日記形式のWebページの総称です。
1990年代後半に「Web log(ウェブログ)」という言葉が初めて使われ、その後「ウェブログ」「ウィーブログ」、最終的に「ブログ」となりました(※1)。
ブログの歴史を年表で振り返る
ブログの歴史を年表にまとめています。
年月 | ブログの歴史 | ソース |
---|---|---|
1994年 | Justin Hall が最初のブログ(Links.net)を作成 | WPBeginner |
1999年3月 | LiveJournalが登場 (※個人の日記を中心としたグローバルなコミュニティ) | LiveJournal |
1999年8月 | Blogger .comが登場 | Web Design Museum |
2001年 | tDiary.orgが登場 | ただのにっき |
2003年2月 | Googleが Blogger .comを買収 | Web Design Museum |
2003年5月 | WordPressが最初のバージョンをリリース | WordPress Codex |
2004年9月 | アメーバブログ開始 | 株式会社サイバーエージェントのアーカイブ |
2004年10月 | FC2ブログ開始 | Wikipedia |
2005年 | Yahoo!ブログサービス開始(※2019年12月にサービス終了) | Wikipedia |
2013年1月 | はてなブログが正式版としてサービス開始 | Wikipedia |
WPBeginnerによると、90年代半ばからインターネットユーザーはすでに個人のウェブページを運営し、個人的な生活や考え、社会的なコメントなどを定期的に更新して情報を発信していた(※1)と紹介されています。
年表にもある通り、世界でブログを初めて書いたのは、アメリカのジャーナリスト、起業家のJustin Hall(ジャスティン・ホール)です。
彼は最初、オンラインリンクから見つけたHTMLのレビューを書いていましたが、次第に私生活をブログで公開するようになりました。
現在のブログ(日記で私生活をオープンに公開するスタイル)が生まれたのは彼の功績と言っても過言ではありません。
ウェブページの増加に伴い、ユーザーがオンラインジャーナルや個人ブログを簡単に作成できるサービス(Blogger .comなど)が登場し始めました。
これらのブログサービスがブログの普及に貢献し、技術者でないユーザーでも簡単にブログを始めることができるようになったというわけです。
現在のブログ
最近はブログを書く人が増えたことから、他ブログと差別化をするためにジャンルを絞ってブログを立ち上げるケースも増えてきています。
そのため、日記形式でないブログも多いです。
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ブログとホームページの違い
ホームページは最初に閲覧することを意図したWebページ(※2)のため、ブログにもホームページが存在します。
一般にWebサイトのトップページになっていることが多いです。
つまり、ブログとホームページの違いはページの目的だと言えるでしょう。
ブログは通常日記形式で情報を発信するのに対して、ホームページはサイトの窓口的な役割をはたします。
それぞれの特徴をまとめました。
「ブログはこうあるべき」という決まりごとはないので、ざっくりと理解しておけば大丈夫です。
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参照リンク
(※1)https://www.wpbeginner.com/beginners-guide/what-is-a-blog-and-how-is-it-different-from-a-website-explained/
(※2)https://languages.oup.com/google-dictionary-ja/