本記事ではWordPress(ワードプレス)とは何か初心者向けに解説。
もう少し詳しく知りたい方向けに特徴を3つ紹介しています。
WordPressとは|初心者向けに分かりやすく解説
以下、WordPressとは何か初心者向けに分かりやすくまとめたものです。
- WordPressはウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できる無料のソフトウェア
- WordPressを動かすためには通常レンタルサーバーを契約する
- 専門知識がなくても使うことができる
それぞれ具体例を用いつつ、もう少し詳しく紹介していきます。
1.ウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できる無料のソフトウェア

WordPressは、一言で言うと、ウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できる無料のソフトウェアです。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一つで世界で最も使われています。
無料のソフトウェアとは、利用料金が発生せず、誰でも手に入れて使えるコンピュータープログラムということです。
上記画面は、WordPressの管理画面です。
ここから記事を投稿する画面や、機能を追加する画面に移動することができます。
2.動かすためにはハードウェア上で動作するウェブサーバーが必要
WordPressは無料で利用することができますが、ソフトウェアを動かすためにはハードが必要です。
家庭用のゲーム機をイメージすると分かりやすいでしょう。ゲームがあっても本体がなければゲームをプレイすることはできません。
しかし、WordPressのハード(サーバー)を購入して自宅に置いておく必要はありません。
なぜなら、一般的にはレンタルサーバーを利用するからです。
通常、WordPressを動かすためには、以下3つが必要です。
- ウェブサーバー:ウェブページやウェブアプリケーションを提供するためのサーバー
- データベース:整理されたデータの集まり
- PHP:WEB開発者向けのプログラミング言語
しかし、これらを素人が構築・設定するのは簡単なことではありません。
その設定をやってくれるのがレンタルサーバー会社です。
つまり、レンタルサーバー会社が面倒な設定や管理を行ってくれるので、ユーザーは余計な心配をせずに、ウェブサイトやブログを運営できるというわけです。
下記記事では、ブログにおすすめのレンタルサーバーを紹介しています。
3.専門知識は不要
前述した通り、レンタルサーバー会社がシステムを構築・設定してもらうのが一般的です。
これにより、専門知識がなくてもコンテンツの作成・管理が容易になり、ウェブサイトの運営が手軽にできます。

WordPressの特徴3つ|さらに詳しく知りたい方へ
さらに詳しく知りたいという方へ、WordPressの特徴を3つ紹介します。
ソースコードが公開されている
WordPressは、ソースコードが公開されていることで、世界中のエンジニアが開発に参加し、バージョンアップを繰り返しています。
これにより、ユーザーは常に新しい機能を使うことが可能です。
一方、一般的な無料ブログサービスはソースコードを公開していないため、サービス提供者が機能を追加しない限り、新しい機能が追加されることがありません。

おしゃれで機能性の高いサイトを構築できる

WordPressを構成する要素は、簡潔に言うと下記の3つです。
- WordPress本体
- テーマ
- プラグイン
- データベース
テーマは、WordPressテーマと呼ばれ、デザインの中心となる存在です。プラグインを利用することで、様々な機能を追加することができます。
これらが豊富に用意されていることで、おしゃれで機能性の高いサイトを構築することが可能です。
WordPressテーマはスマホの着せ替え機能、プラグインはスマホのアプリをイメージすると分かりやすいかもしれません。
一定以上のスキルがあればカスタマイズが自由自在
さらに、ワードプレスは、プログラミング言語を学ぶことでカスタマイズの幅を広げることができます。
WordPressで使用されている主なプログラミング言語は、下記の4種類です。
- HTML:ウェブページの構造を記述するためのマークアップ言語。
- CSS:ウェブページのデザインやスタイルを指定するためのスタイルシート言語。
- PHP:サーバーサイドで実行されるスクリプト言語で、動的なウェブページを生成。
- JavaScript:クライアントサイドで実行されるスクリプト言語で、ウェブページにインタラクティブな要素を追加。
しかし、一般的なユーザーがこれらを理解する必要はありません。
現在、これらプログラミング言語の知識がなくてもサイトを作ることが容易になりました。
また、自分の思い通りにサイト制作が作れない場合も、Webサイト作成の専門家に相談・依頼することも可能です。
コアソフトウェアの大部分はPHP
WordPress自体は主にPHPで書かれており、HTML、CSS、JavaScriptがフロントエンドにおいて使用されます。
ただし、WordPressのプラグインやテーマによっては、他のプログラミング言語や技術が追加で使用されることもあります。
ただ、これらは主要な言語と密接に関連しており、WordPressのコア機能には必ずしも必要ではありません。
