本記事では「ブログの書き方」を初心者向けに解説しています。
- 初心者がブログを書く時のポイント4つ
- ブログの具体的な書き方
- ブログで書くべきではないこと
を複数サイトを運営した経験から解説しているので、「ブログはどうやって書けばいい?」と悩んでいる方の参考になるはずです。
ブログは何を書けばいい?初心者がおさえたい4つのポイント
結局のところ、「誰に何をどんな目的でどのように伝えるのか」を考えて文章にする作業が、ブログを書くということです。
とはいっても、あれこれ考えすぎると何を書けばいいか分からなくなるものです。
初心者がブログを書くときは、以下4つのポイントをおさえるといいでしょう。
- 何を伝えたいか
- 何を書くか
- どんな人に読んで欲しいか
- どうやって伝えるか
順番に解説します。
①何を伝えたいか
まず最初に、ブログを通して何を伝えたいのか少し考えてみてください。
つまり、目的を明確にするということです。
- 情報を共有して誰かの役に立ちたい
- 自分が好きなことをもっと広めたい
- 製品やサービスを宣伝したい
などが目的に該当します。
目的を意識することで、どんなブログを作ればいいかある程度方向性が見えるので、何を書けばいいかが見えてきやすいです。
②何を書くか
最初は、自分の好きなことや自分が得意なことをテーマにして書くのがいいでしょう。
具体的に何を書くのか?
初心者におすすめなのは、「自分自身の経験を読者に伝えること」です。
基本的なことですが、下記2点を意識するといいでしょう。
- 何をしたか
- どう感じたか
「これいい!」と感じたものを、友人や家族に共有するのと同じです。
自分:この前〇〇を買ったんだ!
相手:どうなの?
自分:すごく良かった!こういう時に便利だけど、ここが少し気になるんだよね~
など、会話をイメージすると書きやすいです。
③どんな人に読んで欲しいか
ブログは会話と違って目の前に人がいるわけではないので、読者層をあらかじめ想定しておくといいです。
読者層と言っても年齢や性別だけではありません。
- 何かに困っている人
- 何か行動を起こしたい人
- 知的好奇心が強い人
など、インターネット上には、何かを求めているユーザーがたくさんいますが、読者層を意識すると文章そのものが変わります。
例えば、この記事の場合「初心者」を主な読者層に設定しているため、専門用語をできるだけ使わず解説しています。
④どうやって伝えるか
読者がまず目にするのは、ブログ記事のタイトルと画像です。
記事のタイトルには、その記事の内容を表すキーワードを入れます。
例えば、この記事の場合「ブログ」と「書き方」というキーワードが入っていることで、読者が検索した時に検索で表示されやすくなっています。
画像は、記事内容をかけ離れたものよりも、関連性が高いものがいいでしょう。
※WordPressなどで作成されたブログは、記事に音声や動画も埋め込むことができます。記事内容によっては、より多くのユーザーに役立つコンテンツを作成することが可能です。
ブログの書き方をわかりやすく解説
「ブログはどうやって書くのか?」
魅力的なタイトルをつけ、読者の関心を引き、わかりやすく構成し、興味深い内容を提供し、結論を示すのが一般的に言われているブログの書き方です。
もちろん、あなたは自由なので、この通りに書く必要はありません。
しかし、あなたに何かしらの目的があるなら、多くの場合、上記のやり方を参考にすることは有益です。
それぞれ詳しく解説していきます。
どうやって読者の関心を引く?
読者の関心を引くというと、何か目立つことをした方がいいと思うかもしれませんが、実際には逆です。
なぜなら、インターネットで何かを検索する時、ユーザーは「疑問や悩みに対する答え」を求めている場合が多いからです。
最初はシンプルに考えましょう。
例えば、この記事の場合「ブログの書き方」が最もタイトルの重要な部分です。
ブログのタイトルは、読者の興味を惹き、簡潔で明確な言葉を使うのが重要です。
まずは、何について書いた記事かタイトルを読んだだけで分かるようにするのが基本です。
魅力的で簡潔なタイトルを付ける方法
しかし、「ブログの書き方」だけでは短いので、文章を追加して、魅力的なタイトルに近づけます。
例えば、この記事の場合、「初心者がおさえたい4つのポイント」とタイトルの後半に付けましたが、他にも以下のようなタイトルにすることができます。
- 「初心者向け!ブログの書き方ガイド」
- 「ブログの書き方で差つける方法」
- 「〇〇が教える!効果的なブログ記事を書く方法」
- 「ブログの書き方で収益化するためのヒント」
それぞれ魅力的に感じる部分が異なるはずです。
読者が興味を惹くようにタイトルを最適化しましょう。
分かりやすい記事構成を目指す
前述したとおり、どんな人がその記事を読むのか想定することで、その人にとって分かりやすい記事構成を目指すことが重要です。
以下は、最もシンプルで分かりやすい記事構成の一例です。
- 結論
- 理由
- 具体例
- まとめ
インターネットを利用する読者は、必ずしも時間があるわけではありません。例えば、電車の移動時間などに記事を読んでいることも多いです。
また、多くの人に経験があるように、興味を失った記事は、読むのを途中でやめてしまいます。
基本的には、最初に結論を伝えるのが読者にとって優しい記事構成だと言えるでしょう。
興味深い内容とは
「もっと読みたい」と思えるような興味深い記事を作成するにはどうしたらいいか?
- 文章のリズムをよくする
- 読者が有益だと感じる内容
などがあげられます。
例えば、箇条書きを入れたり、記事の見出しを分かりやすいよう分割するといいでしょう。
読者が何を有益だと感じるかは記事で扱う内容によります。
扱う内容に求められている内容を考え、興味深いと思ってもらえるような構成を目指しましょう。
ブログで書くべきではないこと
ブログは基本的に何を書いても大丈夫ですが、以下内容は書くべきではありません。
- 法律に違反する内容
- 著作権
- 薬機法
- 景品表示法
- 事実に基づかない内容
- 証拠のない噂
- 根拠のない憶測
- 人を攻撃する内容
- 誹謗中傷
- 名誉毀損
- 差別的な発言
- プライバシー侵害
特に、商品やサービスを実物よりも良いと誤解させる表現には注意が必要です。
また、ブログに広告を掲載する場合、企業ごとにルールが設けられているため、利用規約に目を通しておきましょう。
ブログ初心者はどのレベルで投稿する?
大前提として、100%完璧な記事は存在しません。
自分が納得できるものを追求することは重要ですが、時間は有限です。
初心者は、自身の考えや経験を書き、まずは記事の完成を目指すことをおすすめします。
スポーツの練習と同じで、記事を繰り返し投稿することにより、経験から見えてくることは多いです。
また、記事は公開した後も、読者が求めているものを分析して、書き直すことができます
ブログとは
ブログの書き方を知るためには、「ブログとは何なのか」理解を深めておくとよいでしょう。
一般的に、ブログは、個人や組織が定期的に更新するウェブサイトの一形態で、様々なテーマについて記事を書いて発信するものと考えられています。
ただ、これは定義の話で諸説あります。
現状、特定のテーマについて記事を書いているブログも多いです。
ほとんどの言葉は、多義的で様々な捉え方があるため、考えすぎない方がよいでしょう。
ブログを書いたり、他の人が書いたブログを読んだりする中で、あなたなりの解釈がきっと生まれるはずです。
日記との違い
ブログには日記的なエッセイや個人的な投稿を含めることができますが、必ずしも日記と同じものではありません。
ブログはより広範囲の読者に向けて情報や意見を発信することを目的としているため、記事の内容やスタイルには多様性があるからです。
一方で、日記は、個人が自分自身の日々の出来事や思考を書き溜めたものを指します。
つまり、ブログは「多くの人に向けた情報発信」であり日記は「個人的に書いたもの」という位置付けです。
まとめ
本記事では「ブログの書き方」を解説。初心者がおさえたい4つのポイントを紹介しました。
最後に4つのポイントを箇条書きでまとめているので、さっそく記事を書いてみましょう。
- ブログで何を伝えたいか
- 自分自身の体験を伝えるのが基本
- ブログに何を書くか
- いいと思ったことを共有する
- どんな人に読んで欲しいか
- 何かに困っている人
- 何か行動を起こしたい人
- 知的好奇心が強い人
- どうやって伝えるか
- 記事タイトル
- 記事内容
- 画像、動画
ブログは、世界中のユーザーから読まれる可能性があるということを忘れないようにしたいものです。