Google画像検索を使うと簡単にAI 技術(画像認識技術)を体験できます。
この記事では、筆者が実際に利用した流れをもとに、Google画像検索の使い方を画像付きで解説。
さらに、Googleの画像認識技術が使われたサービスを2つ紹介しています。
Google 画像検索とは
Google 画像検索は、ウェブ上の画像を自由に検索できるGoogleのサービスです。
スマホやPCから誰でも無料で使うことができます。
Google画像検索でAI技術を簡単に体験できる
例えば、Google 画像検索で「猫」と検索すると、猫の画像が大量に表示されます。
AI 技術(画像認識技術)によって膨大な画像が認識されているからできる仕組みです。
Google レンズを使うと、スマホのカメラに写っている物や生物を瞬時に特定することができます。
動物や建物の名前がわからない時など、通常の検索だと調べるのが難しい内容も、画像を認識することで簡単に調べることができます。
Google画像検索の使い方
Google画像検索を使う流れは以下です。
- Google画像検索にアクセス
- 検索と同じように文字を入力
- 気になる画像をクリック
1.Google画像検索にアクセス
まず最初に、Google画像検索にアクセスしましょう。
2.検索と同じように文字を入力
次に、検索する時と同じ様に文字を入力します。
※カメラマークをクリックして画像をアップロードすることで関連する画像を表示することも可能。
3.気になる画像をクリック
入力した文字に関連する画像が表示されます。
気になる画像をクリックするとサイトに遷移します。
これらの画像は、AI技術により認識されたものです。
具体的にどのような仕組みで表示されているかは明言されていませんが、検索エンジンと同様の仕組みであればユーザーにとって有益かつ関連性の高い画像が表示されるようになっているはずです。
Googleの画像認識技術が使われたサービス
Googleの画像認識技術が使われたサービスを2つ紹介します。
- Googleレンズ(一般向け)
- Google Vision AI(開発者向け)
Google レンズ
Googleレンズを使用すると、スマホのカメラを通して身の回りにあるものを、詳しく調べることができます。
物や人物だけでなく、画像に表示されている文字から関連するウェブサイトを検索したり、翻訳することも可能です。
Googleアプリをダウンロードして、検索バーのカメラマークをタップすることで、スマホのカメラを使う感覚で簡単に使うことができます。
Googleレンズとは?
Google レンズは、専門的に言うと、視覚ベースのコンピューティング機能のセットです。
視覚ベースのコンピューティング機能のセットとは?
視覚ベースのコンピューティング機能のセットとは、画像や映像を処理し、理解し、解析するための機能の集合を指します。
これはコンピュータやソフトウェアが視覚的な情報を入力として受け取り、それを処理して意味や特徴を抽出する能力を持つことを意味します。
Googleレンズを使うと何ができる?
Googleレンズを使うと、カメラで撮影した画像を認識し、その情報を使うことができます。
具体的には以下のようなことができます。
- テキストのコピー
- 翻訳
- 植物や動物の種類を特定
- 場所やメニュー、商品、見た目が似ている画像を検索
Googleレンズの仕組みは?
- 写真に写っている被写体を他の画像と比較
- 類似性と関連性に基づいて比較対象の画像をランク付け
- 写真の被写体を認識して得られた情報を使って、関連する検索結果をウェブから見つける
- サイト上の単語、言語、その他のデータを使用してランキングと関連度を決定
Google Vision AI
Vision AIは、AI(人工知能)で物体の種類を自動識別するソフトウェアです。
Google Cloudが提供するVision AI を利用すると、デモでAPIを試すことができます。