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【プラグイン】Akismet Anti-Spam の設定手順、料金、使い方を解説

本記事では、WordPressのプラグイン「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」の設定手順と使い方を解説。導入を検討されている方へ、このプラグインの必要性、料金、設定手順を画像付きで紹介しています。

目次

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)とは

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)は、迷惑コメントを自動でチェックし悪意あるコンテンツの公開を防いでくれるWordPressのプラグインです。

個人ブログでは無料で使うことができますが、企業や商用サイト(ECサイトなど)は有料です。

無料で使う条件

無料で使う条件は以下3つです。

  • サイトに広告がないこと
  • サイト内で商品やサービスを販売しないこと
  • サイト内でビジネスをプロモーションしないこと

参照リンク:商用利用の意味・定義

必要?不要?

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)は、コメント機能を使わない場合、基本的には必要ありません

しかしながら、検索エンジンから集客したい場合、コメントはコンテンツの一部として見られているので、導入を検討しましょう。

導入する懸念点としては、コメント機能があるサイトを好ましくないと考える広告主がいることです。

なぜなら、コメント欄に自由に記入ができるサイトは、商品やサービスに対しての批評が入りやすく、広告を掲載する媒体としては相応しくないと判断される場合があるからです。

残念ながら、案件によってはコメント機能があると広告を掲載することができません。

料金

Akismet Anti-Spam料金表

月単位で契約も可能ですが、年単位で契約すると割引きされます。

無料版PlusEnterpriseEnterprise Plus
スパム防止
プラン4つのプラン
10K〜40K APIコール/月
60K APIコール/月APIの上限をカスタム
利用サイト数利用サイト数制限なし利用サイト数制限なし利用サイト数制限なし
サポート

APIコールについては以下リンクが参考になります。

関連:API でスパム対策をする (Symfony Docs)

Akismet Anti-Spam の設定手順

それでは、Akismet Anti-Spamの設定手順を

プラグインを有効化

Akismet Anti-Spamはプラグイン名ののすぐ下に有効化できるリンクがあります

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)を有効化して設定をクリック。

有効化すると、使用する Akismet.com API キーを取得するよう求められます。このキーは個人ブログでは無料です。企業および商用サイト向けには有料サブスクリプションが利用できます。

引用:Akismet Spam Protection (Akismet スパム保護) – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

設定、Akismet アカウントを設定

Akismet アカウントを設定をクリック

「Get Personal」をクリック

必要事項を入力しサブスクリプションをクリック

メールアドレスに送られてきた認証コードを入力

登録完了

以上でサインアップ完了です。

APIキーを入力

  1. 「設定」クリック
  2. 「手動でAPIキーを入力」クリック、をEメールからAPIキーをコピーしてテキストボックス内にペースト
  3. 「APIキーを使って接続する」をクリック

以下画像が出たら設定完了です。

Akismetは現在サイトをスパムから保護しています。ブログをお楽しみください。

Akismet Anti-Spam(アンチスパム)の最適な設定は?

以下、最適な設定をまとめた表です。

APIキーそのままでOK
コメントどちらでもOK
厳密度そのままでOK。スパムを見たくない場合は目に触れないようにするにチェックを入れましょう
プライバシー透明性を上げたい場合は変更

一般データ保護規則(GDPR)は、2018 年 5 月に施行されるヨーロッパの新しいデータ保護法です。

引用:一般データ保護規則(GDPR)について – Google 広告 ヘルプ

まとめ

本記事では、Akismet Anti-Spam (アンチスパム)無料版の設定手順と使い方を解説。料金、設定手順を画像付きで紹介しました。

Akismet Anti-Spam (アンチスパム)は迷惑コメントを自動でチェックし悪意あるコンテンツの公開を防いでくれる優れたプラグインです。

無料版は商用利用ができないため、広告を掲載する場合やビジネスのプロモーションで使う場合は注意しましょう。

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