本記事では、ConoHaWING WING(コノハウィング)で採用されている高速化機能WEXALをONにするとどのくらいファーストビューが上がるか検証しています。
PCはオフでもパフォーマンスが高いので、モバイルの数値で比較しました。
- ConoHa WINGを利用していて高速化機能をONにするか迷っている人
- 高速なレンタルサーバーを探している人
※PageSpeed Insightsを使用
※数値は推定値のため変動
WEXALとは
WEXALは、画像・CSS・JavaScryptの最適化やブラウザ毎に合わせたファーストビューの高速化を行います。
一言で言うと、サイトの表示速度を速くしてくれる機能です。
詳しくは、Web高速化エンジン – WEXAL® Page Speed Technologyをご覧ください。
ConoHaWINGでWEXALを設定する手順
ConoHaWINGの場合、下記の手順でWEXALの設定ができます
- 管理画面のサイト管理を開く
- 高速化機能を開く
- ONをクリック
ONにすると、基本設定とWebコンテンツ最適化のみONになります。
ファーストビュー高速化は、初期設定だとOFFです。
新規サイトでWEXALを検証
計測環境は下記の通りです。
レンタルサーバー:ConoHa WING(ベーシック)
プラグイン:セキュリティ、スパム対策など基本的なもの
WEXALがOFFの数値:FCP3.2秒
WEXALがONの数値:FCP2.9秒(基本設定とWebコンテンツ最適化)
WEXALをONにしたことでFCPが改善されました。
WEXALがONの数値:FCP2.9秒(ファーストビュー高速化もON)
ファーストビュー高速化もONにしましたが、数値は変わりませんでした。
インストールしたばかりの新規サイトは、コードや画像が少ないので効果が薄いのかもしれません。
重いサイトでも効果はある?
ページ数が多い重いサイトでも、WEXALをONにすることで、サイト表示速度が改善される可能性が高いです。
実際、運用しているいくつかのサイトでWEXALをONにしたところ、PageSpeed Insight パフォーマンスの数値がはっきりと上昇しました。
ただし、内容が重複するプラグインを利用している場合は、サイトの表示が崩れる可能性があるのでファーストビュー高速化機能をONにする際は注意してください。