2023年11月7日、WordPress6.4がリリースしました。
「どう変わった?」「アップデートして大丈夫?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、WordPress6.4について WordPress.orgに掲載されている情報をもとに新デフォルトテーマと最新機能を紹介。
アップデートする前に知りたい注意点も紹介しています。
WordPress6.4とは
WordPress6.4は、WordPressの最新バージョンです。
ジャズシンガーでピアニストでもあるシャーリー・ホーンにちなみ「シャーリー」と名付けられています。
この最新バージョンの WordPress では、新しく多用途なデフォルトのテーマと一連のアップグレードが導入され、クリエイティブな旅のあらゆる段階を強化します。さらなるライティングの改善により、コンテンツをシームレスに作成できます。
とWordPressニュースで紹介されています。
- デフォルトテーマ「Twenty Twenty-Four」の登場
- アップグレートによる執筆体験の向上
- パフォーマンスの向上(高速化、効率化)
が今回の目玉と言えるでしょう。
それ以外にも、誰もがWordPressを利用できるようアクセスビリティが改善されています。
Twenty Twenty-Four をインストールできるようになった
デフォルトテーマとして「Twenty Twenty-Four」をインストールすることで、ポートフォリオ、個人のブログ、ビジネス向けのWeb サイトなど、あらゆる種類のWebサイトを構築できるようになりました。
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/15d482991e8157afc447de7ecf47d7f1-scaled.webp)
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/876ff9761bef65e19edcebd7aabcb2b7.webp)
35を超えるテンプレートとパターンを使用することで、様々な目的に合うサイトを作成することができます。
Twenty Twentyシリーズ特有のシンプルなデザインが魅力的です。
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/twenty_twenty_four-300x200.webp)
WordPress6.4で追加された新機能
- 新しいツールバーエクスペリエンス
- ナビゲーションブロックにボタンを追加
- リンク設定の制御の強化
- コマンドパレットのコマンド化
- パターンの分類とフィルタリング
- ライトボックス機能
- サイト間でパターンを共有
- ブロックフック
一部機能を画像付きで紹介します。
ナビゲーション、リスト、引用ブロックの新しいツールバーエクスペリエンス
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/57492d5320ef7bad7401e86a82c27999.webp)
新しいキーボード ショートカット、よりスムーズなリストの結合、いくつかのキーの修正などにより、単純に書くという行為を改善するために、特別な努力が払われました。
とアンネザズ氏が紹介しています。
編集画面左上のリストビューを見ると整理されており、どこにどの項目があるか分かりやすくなっています。
リストビューに画像が表示されるようになったことで、一目でコンテンツ上のどこに画像があるか視覚的に分かります。
ナビゲーションブロックにボタンを追加
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/3f0a6c696b970b6f31089f684482a557-scaled.webp)
画面上部のナビゲーションブロックにボタンを追加できるようになりました。
新しい引用ブロック
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/92d824a776b34096e33d50c3a8a24fd8.webp)
引用ブロックが新しくなりました。
- デフォルト
- プレーン
から選択できます。
WordPress6.4にアップデートする前に知りたいこと
![](https://kimablog.org/wp-content/uploads/2023/11/a0d43caa91091c78a2f640e1d83b7fd8.webp)
WordPressの管理画面を見ると「WordPress 6.4 が利用可能です!今すぐ更新してください」と表示されますが、念のため、以下2つを確認しておくといいでしょう。
- PHPのバージョン
- WordPressテーマ開発元の対応
PHPのバージョン
WordPress 6.4 は、PHP 8.1 または 8.2 が推奨されています。
PHPとは、Hypertext Preprocessorの略で、動的にWebページを生成することができるサーバーサイドのスクリプト言語です。
推奨とのことで古いバージョンだから必ず不具合が起こるとは限りませんが、サーバーの管理画面でPHPのバージョンを確認しておくと安心です。
WordPressテーマ開発元の対応
WordPressテーマによっては、最新バージョンに対応してない場合があります。
公開された後にアップデートで軽微なバグなどを修正することが多いですが、開発会社のホームページをチェックしてからアップデートすると安心です。
※英語はGoogle翻訳を使用し日本語に翻訳